批評コンビニ幕の内
幕の内といえば、焼き魚の切り身とか、だし巻き玉子とか、野菜の煮つけとか、なじみの手ごろなおかずが一口ずついろいろ取り混ぜて入っているので、私は好きである。そういう感じで、批評家と呼ばれる人やその著作について、一言ずつだがいろいろ取り混ぜて盛りつけてみたい。てことは批評を料理しようというわけだが、素材や調理にこだわった本格メニューに仕上げることなど、私の腕ではとてもとてもとても覚つかないから、せいぜい弁当にまとめて詰めてごまかそう、というようなつもりである。しかも幕の内もピンキリで、これはコンビニ程度のまるでジャンクフードだ。温めてもまずい。栄養など期待しないこと。
(8)蓮實重彦『物語批判序説』(1)鎌田哲哉
(2)丹生谷貴志「雲の肯定」
(3)大杉重男「知の不良債権」
(4)斎藤美奈子『妊娠小説』
(5)高橋源一郎『文学がこんなにわかっていいかしら』
(6)ちょっと脇道→内田樹『ためらいの倫理学』
(7)鈴木淳史『クラシック批評こてんぱん』『重力』いろいろ:
●5月18日『重力』シンポジウム=不完全=
●『重力』の対談(図書新聞と週刊読書人)1
●『重力』の対談(図書新聞と週刊読書人)2
●批評はプロレスにあり
● 『重力』創刊1
●『重力』創刊2
■ 『重力』シンポメモ=不完全=(02.6.12)■迂回する批評(おまけ)