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だらだら話 17
ごったまぜ篇
今日はいろんなことをゴタゴタ書くような気がしますので、こういう題にしました。先ず、この前ご紹介した梅田君のアドレス。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~umeda/
広瀬を御存知の方、ごらんになってください。広瀬というのは、私が信州に古い農家を1軒借りていて、夏と冬に塾の中学生を連れて合宿に行くところです。
今年もお正月をはさんで、10日間をそこで過ごしました。もう30年くらい、東京の正月を知りません。寛大な夫をもっていればこそ出来ることですが、又、周りから火星人扱いされて、もうあきれられているというのも大きいと思います。
周りの人からあきれられて見捨てられた人生、なかなか捨てたものではありません。この広瀬では、標高1,000メ−トルのところに家があるのですが、単に標高だけではなく、なんかの関係なんでしょう。非常に寒いところです。例年、朝は玄関の前で、零下20度なのです。今年は寒さがきつくて、25度の事がよくありました。でも、此処まで下がれば20度も25度も大して変わらないように思えます。 ただ寒いのです。
夜寝る前に外の水道の面倒を見にいくと、蛇口に軍手が凍り付いて、バリバリと繊維がはがれます。大地が凍てつく方で、雪はあまり降らないのですが、今年は、雪も何回も降りました。雪かき風景をお目にかけましょう。 なんだか楽しそうじゃありませんか?
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今年の休暇は、アフガニスタンに行きます。かなり寒そうなところですが、寒さには慣れていますので、大丈夫だろうと思います。
アフガニスタンというと、まだまだ危険なんじゃないかといわれます。全くそうじゃないといえば嘘になるでしょうが、私は危険のありそうな首都のカブ−ルは避けて、かなり北の方の、マザリシャリフというところに、パキスタンから直接飛ぶことにしていますし、又、其処の空港に着けば、地元の人が迎えにきてくれて、農村に連れて行ってくれる手はずになっていますので、多分大丈夫だろうと思います。
でも、パキスタンから其処までの便があるかどうか、日本では確められないのです。 あちらの人があるというから、それを信じて行くだけなので、どうなりますか。其処の農村で、40日くらい居候をします。何をして暮らすかは見当がつきませんが、多分英語でも教えることになるのじゃないかと思います。教えないでよければ、ただボ−として暮らしましょう。非常に純朴な村人たちだそうなので、きっと居心地がいいだろうと、期待しています。今回は10年ぶりで一人旅です。 例年の旅仲間の尚子さんが都合が悪いので。一人旅もまた楽しいものです。
今回も国際協力の専門家、川崎慎司さんの肝いりなのですが、彼からきた其処の農村の子達のいい写真がありますので見てください。
4月には選挙があるそうです。選挙の前後はとかく騒乱がおきやすいので、その前、3月の19日頃アフガニスタンを出たほうがいいのです。
このマザリシャリフは車で1時間も行けば、隣のウズベキスタンに行けます。どれもこれも、舌を噛みそうな名前ですね。このウズベキスタンは史跡がいっぱいあるところだそうですので、(私はあまりものを知らないので、良く解らないのですが、)丁度いいからちょっくら観光などして、ガイドブック片手にお勉強してこようと思います。川崎さんの写真はこちらにもあります → http://afgangonta.exblog.jp/
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次にもうひとつ、ジブチで仲よくしていただいた、千田さんというかたが、今、アフリカのモザンビクの難民キャンプのお世話をしていらっしゃいます。その方からのメ−ルを紹介させてください。
「この任地に来てから非常に忙しい日を送っています。 今、難民の人達の認知をしているからです。
そして難民カ−ドと食料配給カ−ドを支給してあげるのです。 この仕事に当分かかりそうです。その後、食料の配布が始まります。
私への連絡はこのアドレスにしてください。このひとつのアドレスをオフィスの全員で共有しています。
MOZMANAN@unhcr.ch
このキャンプは5,000人くらいの小さなキャンプです。
主にコンゴ人です。私たちは今非常な人手不足に悩んでいます。私のほかに国連からの人が一人いるだけで、後は運転手がふたりいるだけです。この人数で、食料、水、保健、そして教育などなどをこなさなくてはならないのです。
日本の方でNGOとして来てくださる方があればと、切望します。
どの分野で働いてくださっても結構です。 こじんまりしたキャンプですので、NGOとしての経験をつまれるには最適だと思います。是非お待ちしております。
Etsuko Chida UNHCR FIeld Office Nampula」とこういうことです。かなり困っておられるようです。どなたか志のある方を御存知でしたら、ご紹介ください。実は今回はこのモザンビクに遊びに行けるかなあなんて思っていたのですが、それどころではないことがわかって諦めました。一月や二ケ月行ったのでは、お邪魔になるだけですから。
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次にこの前行ったタイの農村の話と、ダイエットの話の続きをしたいのですが、あまり長くなりますので、タイはこの次に割愛して、ダイエットのことをもう少し書きたいと思います。
あのス−プダイエットはかなり反響をよびまして、多数の方が実行してくださいました。 世の中にはダイエットのやり方がいろいろあるでしょうに、 私などのお薦めしたのにのっていただいて、感激しています。又、少数の方を除いて、非常に効果があったようで、私自身がびっくりしています。
リバウンドを避けるためにも、何故効果があったのか、考えてみておいたほうがいいと思います。このス−プは、或るお医者さんがいっしょうけんめい考案されたものらしいので、材料の組み合わせにコツがあるのかもしれませんが、私は大雑把に考えて、このス−プをかなり食べることによって、他のおかず類が減ったことが大きいと思うのです。「今の日本人の平均的食事はリッチ過ぎる」というのが私の持論ですが、そのリッチ過ぎる食べ物のかなりの部分がこの野菜ス−プに代わったことがよかったのだと思います。
私の意見では、これからなさる方は、3日間だけでいいと思います。
またそれも辛い方は、普通の食事をするつもりで、このス−プをメニュウに織り込んでいく、という方法でもいいと思います。 現にそれだけを続けていたら、だんだん体重が減ってきたという方がかなりいらっしゃいますので。
とにかくご自分のやりやすい方法をみつけて、おつづけになることをお薦めします。間歇的にでもいいのではないでしょうか。長い間には飽きるでしょうから。飽きるといえば味をいろいろ工夫して変化をつけているかたもあります。和風味にしたり、同じようなチキン味でも昆布を加えるとか、キャベツを白菜にするとか。兎に角、あまりくどくない野菜主体のス−プを日ごろのメニュウにちょいちょい加えてください。あっさりしたチキン味で、昆布出しを利かせて、白滝などを入れた水炊きもいいのでは?
このダイエットをした結果、コレステロ−ルや体脂肪の値が減ったとか、血糖値が下がったとかという嬉しい報告がいくつも来ています。 私は自分が試せなくてほんとに残念なのですが、中々いいもののようです。研究してご利用ください。それと同時に日ごろの食事がやはりリッチすぎたのではないかと反省してみてください。
食べ物の事は大切ですから、アフガニスタンから帰ったら、また折りに触れて書きましょう。2月4日に発って4月1日に戻ります。皆さんもおげんきで。
2005年2月
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〈筆〉waikari bahchan=木村詩世<