感想

メモをほとんど全部書き写したので疲れてしまった。

あ、こんな感想を書いてもしようがない。

知花さん、話の冒頭に、沖縄のことではなく、わさわざ在日朝鮮・韓国人が差別されている話をした。そして「私たちの社会は人間を大切にしているだろうか。国というのは人間を一人一人を大事にしてないんじゃないか」と続けた。
それが印象的だった。

同じ6月2日に僕の住む福井県では、定住外国人の参政権訴訟を支援するグループが高裁判決を前にしたイベントを開いた。そっちにも義理がありながら富山の方へ来てしまったので、気になっていたところ、知花さんがまさにその話をしてくれて、なんというか、行かなかったイベントにも心だけ通ったみたいで、どことなく気持ちが和んだ。

もう本当に疲れたので、感想はこれくらいにします。

でも最後に、知花さんの講演を教えてくれた知り合いの人からの手紙の一部を引用しておきます。これも、今述べたことと絡むからです。
これまた、けっこう、長いな・・・・

(以下引用)
「知花昌一・読谷村長・沖縄県知事」とつながる”熱き思い”を感じてみませんか。”一人のヤマトンチュ”として・・・。
たとえばここに、いわゆる「代理署名裁判」において沖縄県が提出した準備書面の一部を紹介するとすれば、「(日米安保条約とその下の米軍基地は)日本や極東だけでなく、広く太平洋・インド洋・中東・アフリカにいたる全地球的規模にわたって展開する米軍の軍事行動、軍事介入による他国や他民族への抑圧と威嚇、世界平和への脅威の源、発信地となっている沖縄基地の持つ加害的役割を引き続き沖縄が担わされていることを意味している。」と言い切っているのです。
かつての「アジア・太平洋戦争」「朝鮮戦争」「ベトナム戦争」がそうであったように、この「加害者性の確認」こそが今の「沖縄の闘いの質」の卓越性を示していると言えるのではないでしょうか。
そして最後に、私の個人的で極私的な思いを語らせてもらうならば、・・・(略)・・・。
まずは、たった一人から始めましょう。
たった一人の私からたった一人のあなたえのメッセージです。

(引用おわり)

ということで、もうこれで本当におわりますが、手紙が上のようでなければ、日曜日に富山まで行くことはなかったかもしれないし、また、知花さんが在日差別の話をしたことが、めんどくさいけどメモをこうしてページにまとめる作業を支えたのかもしれません、ということを伝えておきます。(ちょっと、かっこいい。)
なかなか堅く長いページになりました。でもどうか知花さんの講演内容を読んでください。プリントアウトしたほうが読みやすいかもしれません。一度に無理なら暇なときどこかで目を通して下さい。
これはたった一人の僕からのたった一人のあなたへのメッセージということになりますね。


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