■安い宿ランキング1人分の一泊料金。つまりツインの場合は2で割った金額。ほとんど現地通貨で支払ったが、円に換算して比較。1ドル=120円台という当時の悲しきレートにて。
第1位
1人
1940円シンガポール ツイン=45シンガポールドル
夜シンガポール空港へ到着しバスで移動してとりあえずここへ泊まった。ぼろいがエアコンもテレビもあった。
第2位
1人
1800円香港 ツイン=200ホンコンドル
客引きに「200HKドルで」と頼んで連れて行かれたゲストハウスは、重慶マンションの17階にあった。映画「恋する惑星」でおなじみの重慶マンションは安宿の密集地としても名高い。超狭いが清潔ではあった。
第3位
1人
1510円シンガポール ツイン=35シンガポールドル
シンガポールは宿をいくつか変わり、最後にここに落ちついた。ファンの真上に蛍光灯があり、蒸し暑い夜にファンを回すと光がちらついて本が読みにくいというふざけた造りだった。
第4位
1人
1200円シンガポール ツイン=28シンガポールドル
窓が全くないので一泊だけで懲りた。
第5位
1人
620円マレーシア・クアラルンプール ツイン=25リンギット
ここも窓のない狭い部屋。体温のせいか夜が更ければ更けるほど部屋の温度が上がるみたいで、たまりかねて浴室へ水浴びにいったりした。しかし香港とシンガポールを除くと急に安くなる。
第6位
1人
500円タイ・ピーピー島 バンガロー=200バーツ
ココナツが生い茂るビーチにたくさんのバンガローが並んでいた。例によって最も安い所を探した結果がここ。いつも自転車でぶらぶらしているお兄さんがさほどガツガツせず経営していた。しかしシーズンを外せばこの半額らしい。なお、クーラーやガラス窓があるバンガローだと値段は跳ね上がる。
さてこれを見て、貧乏旅行者なら香港やシンガポールはとても泊まれないと嘆くでしょう。しかしこれは最低ライン。居心地は決してよくありません。 逆に「え、これで高い方?」という方は、安い方のランキングを見てもっと驚いてください。
* 写真は、中国雲南省の観光地・石林にある雲林賓館。風格のあるホテルだった。大部屋に貸し切り状態で泊まれたため、今回の旅で最も贅沢な宿となった。しかし宿泊費は高くない。