きょうは他のページへのリンクですが、まずはこれを読んでください。

 2 よく走り、よく運動せよ。

 3 早寝、早起、7時間睡眠を厳守せよ。

 4 タバコ、酒は程々にし、薬に頼らず、野菜、肉類をバランスよく摂取せよ。

 5 一日一回の室内清掃、ふとん、シーツ、食器の日干しを行え。

 6 散髪は月一回(長髪禁止)。入浴は週二度以上。洗たくは週一回以上。下着洗 たくはひんぱんに励行せよ。

 7 食物の腐敗に気をつけ、あぶないと思ったら棄てよ。

 8 休日は日に当り、散歩せよ。

これ何の戒めだと思いますか。

実は「連合赤軍服務規律」からの抜粋です。連合赤軍というと連合赤軍事件の連合赤軍です。浅間山荘事件というのもありました。よど号が朝鮮(北)へ飛んだころは赤軍派を名乗り、テルアビブ空港でデビューした日本赤軍もルーツは同じ、とややこしいのですが、そんなことは最近ハヤリの「昭和史」とか「20世紀の歴史」とかの本に詳しいでしょう。
上に抜粋したのは「連合赤軍服務規律」のうち第二節「党生活」の第六章「衛生」の項目です。あるHPに掲載されていたのですが、僕のものぐさな生活を叱ってくれているのかと思ってしまいました。

さて、さらに同文書をたどりますと、こんなものに出会います。

第十四章 彼女

 1 彼女の開発・製造・運搬・保管は自力更生を原則とする。

 2 一切の彼女は部長の所属とし、通常各課に貸与されているものとする。

 3 保管は居住と分離して行い、いついかなる時にも商…(一字不明)体制へ直に 移行できる様にする。

 4 防衛的彼女は家具の一部として改良し居住地に保管しておく。

 5 彼女開発に関する基礎学習、訓練実験を課の責任で行い、蓄積する。

 6 材料、製品、兵站等を開発し蓄積する。

 7 その成果は質、量、所在などは部長に報告し、徴発に応じる。

「彼女」とは「武器」を指すと思われる、という編者の注が添えてあったにせよ、この文章に行き着いた僕は、夜中におもわず溜息をついてしまいました。

読んでみますか?電撃ネットワークじゃなかった遊撃インターネットというアングラなページに掲載されています。赤軍そのものの説明もあります。また名高い爆弾闘争の手引き本「腹腹時計」の文面も紹介されていて、これまた甲乙つけがたい感慨がありました。こちらは東アジア反日武装戦線「狼」グループの執筆です。東アジア反日武装戦線「狼」といえば三菱重工ビル爆破事件です。とうに忘れ去られた感がありますが、その件で逮捕されたメンバーは死刑確定のあと現在二度目の再審請求の途にあります。だからまだ、進行中なのです。あそれからこれはとても重要なことですが、連合赤軍と東アジア反日武装戦線は全く別の存在で、それゆえに考え方も、僕とあなたが同じでないように、同じではないと思います。念のため。

ともあれ都市ゲリラというとペルーばかりでなく、このあいだまではニッポンでもトップニュースの常連だったというわけです。

ついでながら、どうしてこんなページを見つけたかです。迷宮旅行社にメールをくれた人が作っている日本のプライバシーと表現の自由の危機を救えというページを訪ねました。破防法や盗聴法案などをがんがん扱いその方面のリンクリストがありました。その中になんのおまけかこの迷宮旅行社もあったのです。で、そのリストで迷宮旅行社の次が遊撃インターネットだったのでためしに覗いてみたら、出てきたのが連合赤軍だったというわけです。なお遊撃インターネットの次は、あとで気がついたのですが、なんと件の東アジア反日武装戦線についてのページでした。
このリンクリストは日本の心を救う50以上のリンク集とありました。僕はもちろんこのタイトルは恥ずかしいですが、あえてこの恥ずかしいタイトルで、かつ連合赤軍、東アジア反日武装戦線と並んでリンクされたことを、内心(と言いつつ書いてしまったが)「僕のページも偉くなった」と光栄に思っているのです。
なおその先には「話題のリンク」としてトゥパク・アマル革命運動のページ、暴対法にからめて任侠ホームページがありました。

さて。