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だらだら話 12

   言い訳編
ほんとに長い間ご無沙汰してしまいましたが、又、のこのこと出てまいりました。こんなにご無沙汰した言い訳を、ちょっとさせてください。

夏は例年のように、信州の農村で、中学生と一緒に季節労働者まがいの事をして過ごし帰ってきたのですが、その後、三つも新しいことを始めてしまったのです。いえ、始まったといった方がいいでしょうか。例によって、自発的に始めたのは、その中の一つだけで、二つは、「やりませんか?」といわれて、 「はい、はい」とそそっかしく、流れにのってしまったのです。 

いつもそうなのですが、始めるのはいいのですが、もう既に能力一杯のところに更に突っ込むわけですから、何かが押し出されてこぼれてしまうわけです。そういうわけで【だらだら】がこぼれてしまっていたのです。でも、「未だ次が出ないのですか?」という、有難い言葉をかけてくださる方がぽちぽちといらっしゃるので、励まされて又出てまいりました。

特にジブチの難民キャンプなんて、珍しいところだから、もっとその様子を知りたいとおっしゃる方が多いので、今回はせめて、その写真でもと思ってパソコンの前にすわりました。
ジブチには、次の休暇にももう一度行くつもりですので、又その後で、更に詳しくお話できると思います。

その前に、新しく何を始めたかを喋らせてください。ひとつは、小野先生という気功の先生のお話を聴く会です。
私のヨガはインドで習ってきたもので、その後も、インドの先生にしかついていません。一年に一度インドに行っては、又習ってくるわけです。ところが、インドと日本では、季候、風土が大きく違います。人の体質も大違いです。
例えば、インドでは、生まれたての赤ちゃんでも、天井扇風機のガラガラ回っている真下に一晩じゅう寝かすのです。それで平気です。私たち日本人が、「寝る時には扇風機を消したい」というと、「ナンデー?」とびっくりされる始末です。

こんなことをだんだん知ってくるうちに、「こりゃあ大変だ」と思うようになりました。それから、東洋系の先生のお話に、以前より耳を傾けるようになり、インドの先生の話は、篩(ふるい)にかけるようにし始めました。
これが、小野先生のお話を聴くようになったきっかけです。

今は、外国旅行をなさる方も増えていますが、季候、風土の違いには、よく注意されたほうがいいとおもいます。
又日本にいらっしゃる時も、外国の果物などは嗜好品として食べる程度にとどめておかれることをお薦めします。あまり知られていないのが、バナナは体を冷やす王様だということです。南洋の暑い所で体を冷やすように、神様が植えてくださったものですから当然です。冷え性の方など特にご注意ください。

二つ目は、上級ヨガのクラスです。上級といっても、難しいアサナをたくさんしたりするのではありません。第一、私は体がかたいので、凄いアサナはできないのです。何が上級かといいますと、ゆったりとしたヨガで、リラックスするのです。
例えば、いつもは7分くらいの屍のアサナ(ただボーと寝ているだけ)を20分とか。呼吸法だけで1時間とか。最後の蓮華坐のアサナ(瞑想ポーズ)は30分以上とか、そういう退屈さに耐えられて、それを楽しめるのが、上級なのです。

そういう意味では、どなたにでも出来るとも言えるし、できないともいえますね。興味の或る方は一度試してご覧になっては?
  前回には、ヨガ暦、たったの一回という青年が、見事にエンジョイして、又参加しますといって帰りました。立派なものです。

三つ目。これだけが私から積極的に始めたもので、「水中ヨガ」です。名前を聞くとなんだか得体の知れないものですが、私のすることですから難しいことはしません。 極端に言えば、呼吸によく気を付けて、呼吸に合わせながら水中をゆっくり歩いたりするだけです。これが又なんとも気持ちがいいので、今、はまっています。何とかひろめたいとおもっています。これも興味のある方はどうぞご参加ください。泳げなくても大丈夫です。

と、こんなことをがたがたしているうちに、3ヶ月以上が、あっという間に過ぎてしまいました。
ところで、またまたおっちょこちょいに、もうひとつ始めようかと思っています。一体どうなるんでしょうね。
それは、ヨガを始めたいが、習いにいけないで、本で独習しようとしている外国の人たちに対して、注意点から始めて、ヨガについて私の思うことを、英文で書くということです。【だらだら】の英語版とでもいいましょうか。
これは、ずいぶん前から要望はあったのを自制していたのですが、もうやぶれかぶれでやっちゃおうかという気になっています。多分近いうちに始めると思います。私のことですから、優しい単語だけを使ってだらだら書くつもりです。こちらも読んでやろうとお思いの方は、ご連絡ください。お知らせグループの中にお名前を入れておきます。

今パソコンをいじっていましたら, 幾月か前に作ってあった「肩こり対策編」というのが出てきました。忘れていたのです。とりあえずこれを第13話としてお送りします。ジブチは第14話として追いかけお送りします。(ホントカナ?)

なお、ホームページの感想欄に、お便りをくださる方が時々いらっしゃるのですが、その欄はあまり開けませんので、できればメールでおねがいします。



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〈筆〉waikari bahchan=木村詩世