モンゴルの草原(迷宮旅行社)

モンゴルでは4泊5日の草原ツアーに行きました。泊まる場所はもちろんゲルしかありません。観光用でなく正真正銘、遊牧民の住まいです。
しかしホームステイだけに一日中家族がいっしょです。子どもは本やペンを出すと珍しそうに手に取って離さないし、近くの人や親戚の人たちがなんだなんだとばかりに入れ替わり立ち替わり覗きに来ます。寝るときも一緒です。まあ、それまで家族が寝ていたのだから当たり前ですが。外に出たら出たで相撲をしようと言われたり写真とってと頼まれたり、まあとにかく人気者です。 そんなわけで休養するぞという願いは半ばむなしく消えていきました。
食事はというと、山羊を解体して蒸し焼きにしたワイルドな料理を一度だけ経験した以外は、予想を超えて貧しく、持ち込んだビスケットなんかをつまんだりして「なんでここでテント生活みたいなことをしなくちゃいかんのだ!あ、ここテントか」という感じでした。代わりに馬乳酒という、字のごとくのものをとにかくすすめられるのですが、酸味がきつくとても飲めません。
この草原ツアーはなにかと苦労が多かったのですが、それはまたいずれかに時に。

* 写真は、草原のゲルと乗っていった車。


こんなところに泊まりました。(index)