動燃の高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故から約3カ月。福井県では複数の市民グループが手を結んだ形の「もんじゅ県民署名草の根連帯」がきょう10日から活動を始めました。知事に当てた福井県住民の署名を集めます。
しかし、この問題をこんな風に客観的に書いてしまうのは、「原発の近所」そして「原発問題の近所」に暮らす身としてはどこか羞恥心を感じます。もちろん眉間にしわを寄せろということではありませんが。
メッセージは「もんじゅを二度と動かさないでください」。比較的ソフトです。グループがばらばらにならないためには「もんじゅを廃炉に」とまでは言い切れない複雑な事情もあるらしいです。
署名に入る前の集会で、沖縄県知事が基地問題で住民の願いを重んじて国策にも屈しなかったことを上げ、栗田幸雄福井県知事も、沖縄県知事に続いて、国に反旗をひるがえして欲しい、といった発言がありました。
いずれここにきちんと書きます。