銭湯に見る国際化の波

寒いので珍しく銭湯へ行った。脱衣所の壁にはオウム手配者のポスターの上に風呂に入る際の注意書きがあって、それが日本語、英語のほか朝鮮語、タガログ語(フィリピン)、中国語、アラビア語、ポルトガル語(ブラジルの旗マーク)、ウルドゥ語(パキスタン。アラビア語とは少し表記が違っているのだ、これが)で書いてあって、福井における実質的な国際化の波を感じさせられた。注意事項に「タオルを湯船につけないこと」「洗濯をしないこと」に加え「パンツをはいて湯船に入らないこと」というのがある。やはり定住者より外国人に向けた但し書きなんだろうなと思った。
Junky
1996.1.27

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