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リアリティについて | No: 322
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Junkyさん、こんにちは。
「天皇感情」ざっと読みました。あとで、また読みます。考えがまとまらないので、これはJunkyさんの文に対する感想や批判ではありません。
小林よしのりの「戦争論」を読むと、自分の味方、自分の陣営に属する人間はきれいだったり、かわいかったり、やさしげだったり、好感のもてる顔で描かれています。反対に、自分の敵とみなされているひとびとの顔は、総じて下品で醜く描かれている。それはもう露骨なほど。
半分は意図的なのでしょうが、無意識でそう描いている、つまり、小林の眼にはそう見えているということもあるのではないかと思います。右翼とか左翼という以前に、そういう心性にぼくは嫌悪を催します。
最近、ティム・オブライエン「本当の戦争の話をしよう」を読んで、心底感動しました。(おがくずのBBSにも書きましたが)焼け死んだベトナムの赤ん坊をロースト・ピーナッツといい、「おやつ」という兵士。ここには、下品な、というより不謹慎なジョークをとばす兵士たちがたくさん出てきます。オブライエンは、そういうジョークをとばさなければ精神のバランスを保てない兵士たちを状況のなかで描き、それこそ死にもの狂いでリアリティをつかみとろうとする。
小林とオブライエンを対立させてみる。だがこの対立は右翼と左翼の対立ではありません。眼を閉じて陶酔したい心性とあくまで眼を開き見つづけようとする意思の対立だと思います。
ちょっと引用。
「この戦争ってさ」と彼はいった。「いったいどういうことかお前わかるか?=翌アいつはな、でかい晩餐会だ。まさに。肉だよ。俺とお前の肉。みんなの肉。虫たちのための肉」
=覧rゥ彼は自分の体を撃った。
=濫゙はブーツを脱ぎ、靴下を脱ぎ、自分の医療キットを広げた。そして一服打ってから、自分の足を射抜いたのだ。
=嵐Nもあいつを責めなかった、とサンダースは言った。
=翼wリが来るまでに別れの時間があった。クロス中尉が行って、あれは事故だったって証言してやるからなと言った。ヘンリー・ドビンズとアザールは病堰翌ナ読めやと言って漫画本を一山渡した。みんなは小さな輪になって彼を取り囲み、同情の言葉を口にした。そして彼の気持ちを明るくしようとして、日本での御求洛凾ネ夜について馬鹿な冗談を言った。
重力 | No: 321
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はじめましてデス。
「重力」公式HPで、熱いバトルを繰り広げてしまった名探偵です。どうもです。
2chでは、@實とバトルしてます。
@實とバトルと言っても、@實が2chに書き込んだりはしないので、僕が一方的に文句を言うだけですが。
もし、@實を擁護されたいのであれば、貴方もバトルに参加してみませんか?
匿名で参加できますので、怪我することは無いですよ。
ではでは!
格闘技 | No: 320
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新宿の紀伊国屋書店でも赤しか見なかった。
渋谷ブックフメ浴[ストは赤青同じくらい積んであったけど。
『重力』と『早稲田文学』の批評は、いつも荒れ模様です。
鎌田哲哉とか大杉重男とか石川忠司とか、
だんだんキャラクターがわかってくると、
難解な内容の理解はさておき、プロレス的に楽しめます。
もちろん、鎌田哲哉などは完全なガチンコマッチョレスラーだとしても、
観衆が勝手にエンターテインメントすることはできます。
いつかメインイベント「アントニオ柄谷VSジャイアント@實」の1本勝負を期待して・・・
あるいは、これとは別に、
最近このような女子プロレス(もしくは異種格闘技?)もあります。(下)
http://home.att.ne.jp/iota/aloysius/tamanoir/idata/iken23.htm
私が初見した | No: 319
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山下書店大塚店においてあるのは
赤だけでした。
青の方が刷り部数が少ないのかな?
重力 | No: 318
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私のは青。
本誌にその話は出てなかったと思いますね。
早稲田文学編集室・市川氏の日記(下)によれば、
青がレアなんだそうです。でも理由はなにも書いてない。
『重力』 | No: 317
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『重力』(青山出版社)なんですが、
表紙が赤いのと青いのを見ました。
Junkyさんが買われたのはどちらですか?
何で、表紙が二種類あるのか、理由は書かれているのでしょうか?
勧誘 | No: 316
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「官能小説家」はもう、高橋源一郎全作品のなかでも、最も刺激的・最も同時代的な小説かもしれません!
これはハッタリではなく、誠実にそう思います。べつに難解でもなくすいすい読めるし。
「ゴヂラ」はまあ、たぐちくんと同様、いったん忘れたふりをして、
ともあれ「官能小説家」を心ゆくまで楽しもう!味わいつくそう!
私は高橋作品の無理解者? | No: 315
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「高橋源一郎なぺえじ」に投稿しました。
正直に言います。私、高橋氏の作品は『ゴーストバスターズ』『文学王』『日本文学盛衰史』『ゴヂラ』しか読んでいません。しかも『ゴーストバスターズ』は途中で放り出したまま読了してませんし、『文学王』も全部は読んでいません。(途中で放り出したのはよくないと思ってます。)高橋作品を理解するには氏の人物に関する予備知識とか、あるいはこれまでの作品の流れを知っている必要があるのでしょうか?
>技術点・芸術点の合計で順位を決めるフィギアスケートのような評価を
>文章(小説)に当てはめることは、いっそやめてしまってもいいのではないか。
『ゴヂラ』はそういった評価をすり抜けたところに成り立つような小説を目指して書かれたものなんでしょうか?成り立つも成り立たないも端から高橋氏にはそういったことなど眼中にないのでしょう。
高橋氏の作品を貶めるのが目的ではありません。僕にとってはおもしろいか、おもしろくないか、それだけで十分なのです。『官能小説家』はおもしろいですか?読むべきか、読まざるべきか、迷っています。
一つ言えることは、Junkyさんが高橋源一郎氏にご執心でなかったら、ぼくはとっくに氏を読書リストから抹殺しています。
= | No: 314
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『ゴヂラ』?
『日本文学盛衰史』と『官能小説家』の間に
そんな本が松本小雪装丁で新潮社から出て、初版10000部の
定価1300円の本が出てたなんて、知らなかった!!
私は読んだという事実すら忘れております。
裸の王様 | No: 313
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これは、このまま「高橋源一郎なぺえじ」の掲示板に投稿したらどうでしょう。
「王様は裸だ」という意見は、なかなか出しにくいのですが、
それを言わないと始まらない場合もあるし。
>行き当たりばったりで書いた駄文
>読むだけ時間の無駄
そう言われれば、私もおおよそその通りだと思います。
しかしまあ、すでに読んでしまったからには、
やっぱり無駄と思いたくないので、ちょっと書いてみますが――。
(したがって以下は蛇足)
技術点・芸術点の合計で順位を決めるフィギアスケートのような評価を
文章(小説)に当てはめることは、いっそやめてしまってもいいのではないか。
それよりも、
どうしてあの人たちは、氷の上を、
あんな変な靴をはいて、あんな変な服を来て、あんな変な笑顔で、
ぐるぐる滑ったり踊ったりしてるんだろう。
ちっともおもしろくない。
このようなものでも、オリンピックのネームバリューで放映されるという事か。
この出来事がもし面白いと呼べるとしたら、
これほど奇妙な行為が、こんなにも大げさに挑まれ、
しかもテレビで垂れ流され、世界中の人々に鑑賞されている、
そのこと自体がどこか面白い、ととらえることなら、最低限できる。
そんなふうに私は思う。
(もちろん、たとえば審査員の絶対性を疑い、恣意性や政治性を指摘することも面白いでしょうが、
=翌サういうこととも違う面白さ)
文章を書く、文章を滑らす、踊る、転ぶ、ということを、
具体的には『ゴヂラ』という小説を、書いたり読んだりこのように語ったりする出来事も、
そういう行為として眺めることを、わざわざしてみてもいいかもしれない。
もちろん、もっとずっと面白くてタメになる「10.00」の金メダル小説で、
それをしてみてもいいのですが。
ゴヂラ | No: 312
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話題として遅れているのは承知の上で言わせて下さい。ここは高橋源一郎フメ翼唐ェ多いことも知っています。しかし、『ゴヂラ』、これって何なんでしょうね?スイスイ読めるけど全く何の話やらサッパリわかりません。面白くもない。読むだけ時間の無駄みたい。本人が作中で述べているように行き当たりばったりで書いた駄文としか思えない。このようなものでも高橋源一郎というネームバリューで出版されるという事なんでしょうかね?
気に入らなきゃ読まなきゃいいんですけど、もしかしてそれは違うという人がいたら意見を聞いてみたいです。
すみません。 | No: 311
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抽象と具象の往還、などと考えて、モンドリアンを思い出したのですが、
少し文脈が違うかもしれませんね。
「東京上求洛凵vおもしろいです。
それにしても、どうやったらこういうHPにたどりつくのか。
感心することしきり。